こちらは初代ファミコン用ですのでご注意ください。
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こんばんは、くまです。
前回のレトロゲームの記事で、「次はドラクエIを紹介します」と書きました。
前回記事:レトロゲームはいかがですか? Wii Uとドラゴンクエスト Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
ということで、今回はファミコン版ドラゴンクエストIの話を書きます。
ファミコン版ドラクエIってどんなソフト?
ドラゴンクエストIはエニックス(現在のスクエア・エニックス)の名作タイトルです。ファミコン用ソフトとして1986年に発売されました。またリメイク作品がスーパーファミコン用に発売されました。くまはスーファミ版よりファミコン版の方が好きです。
一応ドラクエの公式サイトがありました。パッケージの画像だけ載ってます。
http://www.jp.square-enix.com/archive/dq/
I・Ⅱ・Ⅲの公式サイトですが、こっちの方が良いですね。
http://www.dragonquest.jp/25th/dq123/games/games01.php
先日、NHKが「ドラクエはどのようにして生まれたのか」的な番組を放送していました。堀井雄二さん、すぎやまこういちさんが登場していました。それとの鳥山明さんのメールが紹介されていました。
ゲームデザインは堀井雄二さん、キャラクタデザインは鳥山明さん、曲はすぎやまこういちさんですね。ドラクエと言えばこの3人です。
ドラクエIのゲームシステム
番組では、ドラクエのゲームシステムについて説明がありました。ウルティマとウィザードリィから着想を得たのだそうです。
ウルティマもウィザードリィも海外の有名なRPGです。堀井さんはどちらかと言えばウルティマの方が好きなのだそうです。ドラクエはパッと見た感じではウルティマに似ていますね。
ウルティマってどんなだったかというと
くまはウルティマをあまり遊んだことがありません。かなり古いゲームですが記憶にあるところでは、フィールドを真上から俯瞰した平面マップのゲームです。フィールドは1画面程度の広さの四角いマップを、いくつもつなぎ合わせて構成されています。
敵も味方も同じマップ上に描かれていて、戦闘したければ敵に近づいて攻撃します。特に戦闘画面に切り替わるようなことはありません。
文字だけだとうまく伝わらないかもしれません。Googleで画像検索するといっぱい出てきますね。
くまは大好き ウィザードリィ
次に、ウィザードリィについてです。
ウィザードリィは地下に潜って敵と戦う3DダンジョンRPGですね。いまだに似たような新作ソフトが出ていますし、皆さんもご存知でしょう。これも古いRPGですね。くまの知っている初期のウィザードリィは、ワイヤーフレームいう手法でダンジョンを表現していました。
簡単に絵を描いてみるとこんな感じです。
なんか立体的に見えるでしょ?
この枠の中を進んで行くんです。それで、敵とエンカウントすると画面に敵が表示され、コマンドウィンドウが表示されます。なぜか敵だけカラーなのです。ダンジョンは線なのに。
その理由ですが、当時のコンピュータでは3Dを表現するのってとても大変だったんですね。壁の色を染めるだけでも時間がかかりますから。プレイヤーがキーを押すのにあわせて、なるべく素早く画面を書き替えていかなければなりません。スピードが要求されるため、短時間で処理できるワイヤーフレームにしたのでしょう。
こちらはPC用ですのでご注意ください。
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話しが脱線してしまいました。
ドラクエは、この戦闘部分をうまく取り込んだということなのでしょう。
地上、地下、町や城ではウルティマのように真上から俯瞰したマップを移動し、戦闘になるとウィザードリィのようにプレイヤーと敵が向かい合った画面に切り替わります。行動の選択はウィザードリィのようにウィンドウ内のコマンドを選択します。
とまあ、ゲームシステムはこんな感じです。みんな知っているソフトですし、わざわざ説明する必要も無いと思いますが。
ドラクエIのプロローグ
簡単に書くとこんな感じです。
アレフガルドに突如竜王が現れ、姫を連れ去り、光の玉を奪っていきました。光の玉が奪われたことで、世界は闇に閉ざされてしまいました。そこに突然、英雄ロトの血を引く勇者が現れ、世界を救う旅に出ます。
王道のストーリーですね。ある意味安心感があります。
世界が闇に閉ざされたといっても、特に外が暗いわけではありません。闇の力でモンスターが出るようになったとか、良くないことが起こるようになったとか、そういったことだと思います。
ファミコン版ドラクエIの良いところ
グラフィックはドット絵だし、サウンドもピコピコしておりとても古臭いと思います。ですが数十年ぶりに遊んでみても、くま的に面白いと感じます。古臭いところはあまり気になりませんし、逆に現代においては、良い味を出していると言えるかもしれません。
また、敵キャラのデザインとか、センスの良いBGMとか、明るく楽しい雰囲気が良いです。
難易度は低めですが、新しい土地を旅したり新しい町を探したりする時の冒険のわくわく感があり、王道RPGとしての面白さがあります。ハードウェアの性能差はゲームの面白さとあまり関係が無いと感じます。
ドラクエIの発売以降、日本のRPGは、ほとんどがこのドラクエスタイルになっていきます。最近は多様化していますが、当時はRPGと言えばドラクエスタイルでした。それほどこの作品には強いインパクトがあったのですね。
興味のある方はぜひ遊んでみてくださいね。
余談ですが、当時ドラクエのゲームブックがありました
双葉社という出版社から発売されていました。現在Amazonでも購入可能なようです。
ゲームブックとは、自分で行動を選択できる小説という感じの読み物です。このゲームブックにも名作がたくさんありまして、おいおい触れていきたいです。
くまは当時買ったゲームブックを現在も所持しておりますが、TVゲームとはまた違った面白さがあります。
本日はここまでです。
こちらは初代ファミコン用ですのでご注意ください。
こちらはPC用ですのでご注意ください。