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いまさら 幻影異聞録 #FE クリアしました

こんばんは、くまです。
今更ですが幻影異聞録 #FEをクリアしました。
時間にして100時間程度ですが、あまり時間が取れなかったため2カ月ほど掛かりました。
やはりRPGは長いです。
でも、かなり面白い作品だと思う。
と言う事で、感想など書いてみます。
ちょっとネタバレがあるかもしれません。

幻影異聞録♯FE 紹介映像

そもそも#FEとは

幻影異聞録#FEは、任天堂から発売されたRPGで、開発はアトラスが担当しています。
#FEとはファイアーエムブレムの事であり、女神転生とファイアーエムブレムのコラボで生まれた作品です。

くまはファイアーエムブレムを遊んだ事が無いので、どこら辺がコラボしているのかほとんど分からなかったです。
物語の終盤にファイアーエムブレムのお話が絡んできてるとか、ミラージュと呼ばれるキャラクタがファイアーエムブレムに登場するのかなとか、そのくらいしか分からなかった。
ファイアーエムブレムが好きな人は、もっとハマれるのかもしれませんが。

メガテンとコラボしているとのことですが、どちらかというとペルソナっぽいです。でも、魔法の名前にマハザンダインが出てきたので、メガテンで間違いないでしょう。
このゲームに出てくる魔法やアイテムの名前は、メガテン好きになじみのものばかりです。
それと、ヒーホー君は出てこないですが、ヒーホーマートと言う店が登場します。

ミラージュ

このゲームには、敵や味方としてミラージュと言うものが登場します。
姿は人型だったり馬だったりと様々です。

ミラージュとは何かと言うと、ゲームの中では、異世界から来た者達と説明されています。
異世界とはファイアーエムブレムの世界です。
ミラージュの多くは敵ですが、一部は味方となり、カルネージと呼ばれる武器となって主人公達を助けてくれます。
カルネージの意味を調べると大虐殺と出てきますので、あまり良い意味じゃないですね。

このゲームのテーマ

このゲームのテーマは芸能です。
主人公達は、ある事件をきっかけにミラージュマスターと呼ばれる力に目覚めます。
その後、芸能事務所に所属するようになり、芸能界に身を投じていくことになります。
そして芸能活動を行いながら、ミラージュ達が起こす事件を解決して行きます。

ミラージュマスターとは、ミラージュを使役する者です。
戦闘では、カルネージ(武器)となったミラージュを使い、敵ミラージュと戦います。

ゲーム内ではパフォーマと言う言葉をよく耳にします。
パフォーマとは、人の心に宿る表現力の結晶です。
これは、すなわち芸能の力でもあるとの事。

ミラージュマスターにはパフォーマの強さや輝きが重要で、パフォーマが強いほどミラージュマスターとしても強くなります。
そもそも芸能自体、神降ろしをするための歌や踊りに通じるものであるため、ミラージュマスターが芸能界で歌や踊りなどの表現力を磨き成長することが、自身を成長させることになるのだそうです。

色々書きましたが、そういった理由から芸能がテーマになっています。

この作品のこだわり、演出が凄い

くま的に、この作品の最大の特徴だと思っているのですが、テーマが芸能であり、芸能に絡めた演出が随所に見られます。

まず、ゲームのストーリー進行に合わせて、メインキャラクタの歌とアニメーションが挿入されます。
その数がかなりの量で、主人公を除く6人のメインキャラクタに1曲以上。
メインキャラ同士のデュエットもあるため、10曲くらいになるでしょうか。
主人公は縁の下の力持ち的存在なので、エンディングのみです。

次に、何より戦闘シーンが凄いです。
まず、敵の弱点を突くと、仲間が攻撃に参加してくれる連携攻撃が発動します。
仲間一人ひとりが様々なアクションを見せながら攻撃に参加していきます。
そして、確率でアドリブパフォーマンスとデュオアーツと呼ばれるスキルが発動します。
アドリブパフォーマンスは個人のスキルであり、そのキャラクタがストーリー進行中に行ったイベントシーンを、戦闘シーンの中で再現して見せます。
デュオアーツは二人のキャラクタが行う強力なスキルであり、これまた、2人キャラクタがストーリー進行中に行ったイベントシーンを、戦闘シーンの中で再現して見せます。
こういった理由から戦闘は長くなりがちなのですが、メインキャラ達の連携を見ながら戦闘するのは、なかなか斬新でかなり面白いです。

この作品は、上にあげた演出に手を抜かず、しっかりと作りこんでいます。
中途半端にしていないところは、本当に素晴らしいなと感じます。

戦闘システム

敵味方それぞれ、剣、槍、斧、矢、炎、氷、衝撃、雷と言った属性に、弱点、耐性、無効、吸収などの相性が設定されています。
ここら辺はメガテンっぽいです。

上に書きましたが、この作品特有のシステムとして、弱点を突くとその攻撃に対応した「*追の*撃」というスキルを持っている仲間が追撃をしてくれます。
例えば、剣属性で弱点を突く攻撃をした場合、「剣追の*撃」というスキルを持っている仲間が追撃をします。
さらに、追撃した属性に対応する「*追の*撃」を他の仲間が持っていると、さらに追撃が続きます。
戦闘に参加できるキャラは主人公を含めて3人ですが、待機キャラも特殊スキルを持っていると追撃に参加してくれます。
さらには、デュオアーツが発生すると、追加でデュオアーツに参加していないキャラが再度追撃してくれます。

戦闘に参加できるキャラは7人でデュオアーツは最高2回発生するようなので、追撃のコンボ数は最大で18くらいになります。
流石に18コンボになると1回の攻撃が相当長く、デュオアーツシーン以外はキャンセルできないので、ちょっと飽きてきてしまいます。
この戦闘システムは気の短い人には向かないかもしれません。
それでもくま的には楽しく遊ぶことが出来ました。

イドラスフィア

いわゆるダンジョンを、この作品ではイドラスフィアと呼んでいます。
イドラスフィアは東京渋谷近郊の様々な場所にあり、町中とかテレビ局などに入り口があります。
イドラスフィアのマップは、スタジオ風であったり映画セット風であったりとそれぞれ特徴があり、個性的なギミックがあります。

残念だったところ

まず、ペルソナの様なコミュ要素が無いところが残念でした。
会話に選択肢が出るのですが、どれを選んでも、ある特定のキャラと仲良くなるとかそういった展開は無いようでした。
個々のキャラとの個別のハッピーエンドみたいなものも、あっても良いかなと思いました。

クエスト的な要素として、サイドストーリーとリクエストと言う2種類があります。
サイドストーリーは各キャラが成長していく様子を描いたものです。
それに対してリクエストは、町中の様々な人々からの依頼をこなすものです。
サイドストーリーはともかく、リクエストは単なるお使いであまり意味のある内容ではありません。
もうちょっと内容の濃いもの、ストーリーに関連するようなものにした方が良いと思いました。

既に書きましたが、連携による戦闘が長いです。
連携シーンをキャンセルできるようになると良いなと思いました。

#FEは面白いゲームだ

#FEは面白いゲームでした。
テーマが芸能で演出がちょっとキラキラし過ぎていて独特であり、人を選ぶかもしれません。
そのためか、あまり売れなかったようですが、遊んでみるとかなり面白いゲームです。
例えば同じアトラスのP5と比べるとちょっと負けますが、そこらへんのつまらんゲームより遥かに面白い。
それが今現在、新品で2000円で買えてしまう。
これはお得だと思います。

さて、くまは次の積みゲーに取り掛かるとします。
次は何を遊ぼうかな。
色々あって迷う。

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