こんばんは、くまです。
最近DVDをレンタルしてガンダムを見ています。
ファースト・ガンダムというやつです。
子供の頃見て以来、何十年ぶりでしょうか。
今見ても面白いですね〜。
でもね、楽しくはないんですよね。
人が死にまくるんですよ。
ア・バオア・クーでの戦いは、ほんと凄いです。
悲惨過ぎます。
モビルスーツが次々に母艦から吐き出されては、次々に撃たれて散っていく。
このモビルスーツの中に人間が乗っていると考えると、何とも恐ろしい光景です。
そもそも、ガンダムの中に明るいお話はほとんど無いです。
監督の富野由悠季さんは、皆殺しの富野と言われているらしくて、ガンダムの後に監督したイデオンという作品はもっと凄いらしい。
最後は全ての人間がいなくなりましたとさ。
子供の頃は、ロボット自体にばかり目を奪われて、物語そのものを理解していなかったように思います。
歳を重ねると、物語の意味を考えるようになりますね。
ホワイトベースでのアムロ君の活躍は、さすがニュータイプと言うべきか、凄いものです。
でも、そこに描かれている内容はまるでブラック企業で働く人しょうか。
戦いに次ぐ戦い、心と体の休まる暇も無い。
アムロ君がホワイトベースから脱走する話がありました。
その後、アムロ君はホワイトベースに戻って来るのですが、他のクルーはアムロ君を悪者扱い。
民間人から無理矢理軍人にさせられて、過酷な戦争の渦中で、神経をすり減らしながら戦っているアムロ君。
くま的には脱走したくなるのも止むなしと思います。
終盤のアムロとシャアの死闘、ガンダムとジオングの戦闘やモビルスーツを捨てて生身の身体での一騎打ち、これは中々迫力がありました。
一年戦争は連邦軍の勝利で終わりますが、勝った方、負けた方、どっちが正義というものがない、ドラマが展開されます。
考えると、大昔のロボットアニメって、必ず正義と悪が存在していた気がします。
でも、このガンダムが登場してから、勧善懲悪アニメが無くなった気がします。
そう言う意味でも、このガンダムという作品は画期的な作品と言えると思います。
ということで、これからガンダムシリーズを見ていこうと考えております。
それではまた。