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イースVIII 〜 こいつは面白いぞ!!!

こんばんは、くまです。
6/28以来の、久々のブログ更新です。
「イースをゼロから始めよう」と題して、2018年7月頃からイースシリーズを遊んで来ました。

PS4「イースⅧ -Lacrimosa of DANA-」WEB限定CM

ここ最近はイースVIIIを遊んでました。
時間がある時イースをやって、夜寝る前にVITAでルフランの地下迷宮やって、という生活を続けて、ついにイースVIIIをクリア。
イースVIIIは思いのほか長くて、ブログ更新が遅くなってしまった。
しかしこれでイースシリーズの0から8を全て遊んだことになります。
とは言え、9月にはイースIXの発売が控えているので、まだイースを全部遊んだことにはならないけど。
イースVIIIが面白かったので、イースIXは予約してしまった。

さて前置きが長くなりましたが、イースVIIIの感想などを書いていきます。
もう、発売から結構経っているし、ネタバレをいっぱい書いちゃってもいいかな。
ということで、ネタバレありです。

かなり面白かった!!

いきなり結論ですが、かなり面白かった。
くま的にはイース1・2が一番好きなのですが、その次くらいに面白かった。
くまにとってイース1・2は昔から思い入れが深く大好きなソフトなので、どうしてもイースシリーズの中では一番なのです。

なので、イース1・2を除いた中で今回遊んだイースVIIIが一番面白い。

今までのイースシリーズの面白さは、「なかなか面白いよね」とか「結構面白いと思うけど」みたいに、面白いんだけど今一つ足りないような感じでした。
でも、イースVIIIは、素直に、かなり面白いと感じる作品でした。
ファルコムは、だいぶ頑張って作ってくれたと思います。

その理由としては、
・仲間達と協力して、漂着した無人島から脱出するというシチュエーション
・地図を完成させるというアイディア
・進化をテーマにしたストーリー
・美しい背景
・爽快感のあるアクションゲームシステム
といったところ。

ゲームを開始して無人島に漂着するまでは単調でしたが、無人島に漂着して初期の頃には「あれ、このゲーム結構面白いんじゃね?」と感じるようになりました。
そして、序盤の終わり頃には「おお、こいつは面白い!」という感じで、結構ゲームにはまっていました。
アクション、ストーリーとイベント、グラフィック共に、面白いと感じさせてくれる出来でした。
まあ、グラフィックの綺麗さなんかは、世の中を見渡すともっと凄いのは沢山あるので、あくまでもイースシリーズの中での話ですが。

イースVIIIの時間的な位置

オリジンを除いて、イースシリーズはアドルの冒険を記録した冒険記です。
なので、アドルが冒険した順番があるのですが、ナンバーが順番を表しているわけではありません。
はっきり言うと分かりづらい。
これは、最初のイース1・2から話が膨らんで行って、所々綻びが出そうになったため、その部分を補完するために新作で話を加えた結果だと思います。

このイースVIII、イース7の次の話(つまり、時間的に最も新しい話)だと思って始めたのですが、ゲーム導入部をプレイしているうちにあれあれ?と思う事になります。
アドルはどうやらサンドリアから船で移動しているらしい。
ということは、イースVとイースVIの間の話という事になります。

サンドリアと言えばイースVの舞台。
アドルがアフロカ大陸の北東部(現実の世界地図で言うとエジプト辺り)を冒険した時のものです。
イースVはイースシリーズの中でも比較的初期の作品で、スーパーファミコンで発売されたソフトです。
今では遊ぶのが結構困難なソフトですね。
くまがちょっと前に遊んだ時のブログはこちら。
イースV クリアしました

イースVの後はイースVI。
有翼人の謎に迫る重要なストーリーが語られた作品です。
そもそも有翼人設定は後付けですが、それでもオリジンやイース1・2、セルセタの樹海、フェルガナといった有翼人に関する作品の纏め的なストーリーです。
場所はアトラス洋(現実の世界地図で言うと大西洋)にある、カナン諸島が舞台。
エウロペ大陸(現実の世界地図で言うとヨーロッパ)の遥か西になります。
アドルはイスパニ(現実の世界地図で言うとスペイン)南部にある港街エディスから、海賊船に乗ってアトラス洋のカナンの大渦に挑戦します。
くまのブログはこちら。
ナピシュテムの匣~イースVI

これを見ると、イースVからイースVIへの移動は、アフロカ大陸北東部から大きく西へ移動したことになり、ある意味空白時間になります。
なので、この空白時間を埋めるのが今回のイースVIIIとなるわけですね。

今回の舞台は何と!無人島

今回のアドルは、アフロカ大陸のサンドリアからエレシア大陸にあるグリーク(現実の世界地図で言うとギリシャ)へ向かう客船に乗って北上します。

ちなみに「現実の世界地図で言うと」と何度も書いていますが、イースの世界地図は現実の地図にそっくりなので、現実の地図で場所を示すと分かりやすいのです。

さて話を戻すと、船には結構沢山の客が乗っています。
皆格好も職業も色々、怪しげな人もちらほら。
この船がセイレン島という島に近づいたときに事件が起こります。
セイレン島は魔の島と恐れられており、付近を通る多くの船が謎の事故に遭い沈没しています。
アドルの乗ったこの船も例外ではないようで、長い触手のような謎の生物に襲われ沈没してしまいます。
そして、海に飲み込まれたアドルが漂着したのが件のセイレン島でした。

セイレン島は一応無人島と言っていいかと思います。
船が沈没して海に投げ出されたアドルが島に漂着するという展開は、イースとしてはお約束の展開ですが、無人島というシチュエーションは初めてです。
この島には、沈没した船に乗船していた人たちが流れ着いています。
その人たちを探すために、アドルは島を隅々まで探索することになります。
また、遭難者を見つけていくと拠点となる村ができます。
人が増えるにしたがって施設も充実していきます。

そして最終目標は島からの脱出。
漂流者が協力しあいながら、脱出という目標を達成するという、今までのイースに無いストーリーが中々新鮮で楽しかった。

無人島というシチュエーションを利用したイベントもあり、終盤まで飽きずにプレイできました。
例えば、殺人鬼の出現。
仲間の中に殺人鬼がいる!なんてイベント。
他には、村人が幽霊船を目撃!とか。
島にいるモンスターが村を襲撃したりもします。

地図作りに励む

ゲーム開始序盤に、アドルは島の地図を作る依頼を受けます。
無人島とは言ってもかなり広く、変化に富んでいます。
所々に景色の綺麗な場所や巨大な遺跡などが存在し、プレイヤーが島を隅々まで回るのに飽きさせない工夫が凝らされています。

進化を題材にしたストーリー

今回は進化を題材としたストーリーです。
実はこの島には、進化を司る神のような存在がいて、ある種が知恵を付け大きな文明を築く度にその種を滅ぼし、新たな種に地上を明け渡すようなことを、進化の名の下に繰り返してきたのです。
この、種の更新と言うか排除が、このゲームではラクリモサと呼ばれます。
ラクリモサが人間に襲い掛かることを知ったアドルは、これを止めるために仲間と共に戦うのです。
このラクリモサは、島からの脱出と並行して進むストーリーとなります。
設定が少々強引な気はしましたが、進化を題材にしてきたところが予想外で良かった。

風景・背景が素晴らしい

PS4用ということで、映像のクオリティは上がっているのですが、何より風景や背景がきちんと描かれていることが素晴らしかった。
島の南北を分断するように、ジャンダルムという巨大な山が鎮座しているのですが、この山の上から見る景色が素晴らしい。
昼間は遠く島の端まで見渡すことができて、村から立ち昇る焚火の煙が見えたり、離れ島にある巨大な樹が見えたり。
夜は空を見上げると、美しい星空が広がっていたり。
とても美しかった。
何と言うか、苦労してモンスターと戦って、苦労して山の頂上に辿り着いたご褒美みたいな感じです。
素晴らしい演出。
結構感動しました。

戦闘が面白い

イースVIIIのゲームシステムは、イース7から始まりセルセタの樹海を経て本作でも採用されました。
本作ではセルセタの樹海から少し変わりました。
それはジャンプができるようになったこと。
これはPS4になって、周囲をぐるぐる見回せるようになったことで実現した要素でしょうか。
イース7やセルセタでは視点固定というか、状況によってオートで視点が変わるシステムでした。
携帯機用のゲームシステムだったので仕方ないと思いますが、小さい画面で小さいキャラを動かすのは本当に大変でした。
でもイースVIIIはキャラの後ろから見た視点で、更にカメラもグルグル動かせるようになったので、高さをリアルに表現できるようになりました。
そしてジャンプが出来るようになり、これによってアクションの幅が大きく広がったのです。
ジャンプ中の攻撃や落下中の攻撃など多彩なアクションと、結構スピード感のある戦闘が相まって、かなり面白いアクションバトルに仕上がっていました。
難易度はそれほど高くないので、皆楽しく爽快な戦闘を楽しめると思います。
これがイースVIIIを面白くしている一番大きな要素でしょうか。

思い返すとフェルガナの頃の戦闘は結構難しかったですね。
マップを踏破するのも結構難解だったし。
それと比べると、遊びやすくなって爽快感がだいぶ増しました。
まあ、昔のシステムも結構好きですけどね。

プラチナトロフィーは比較的簡単に獲れそう

とは言え、くまはまだプラチナトロフィーを取っていません。
残すトロフィーはあとふたつ。
難しいモードでもう一周する必要があります。
基本的に島を隅々まで回り、敵を全て倒せば、大体のトロフィーは獲れると思います。
もう一周は暫く時間を置いてからチャレンジしようと思います。

さて、久々にかなり面白いイースが遊べて、くま的に満足しています。
間もなく発売されるイースIXにも期待してしまいます。
イースIXが発売されるまで、何か別のソフトやって遊ぼうかな。

ルフランも最後の最後まで来て飽きてしまったし。
ラスボス強すぎてメンドクサイ。

奇跡シリーズをいちから始めるのも面白そう。
という事で、また新しいブログまでさようなら。

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