こんばんは、くまです。
みなさん、破邪の封印というソフトをご存知でしょうか?
工画堂スタジオというメーカーが開発したRPGです。
元は1986年にPC88用に発売されたものですが、その後様々な機種に移植されました。
今回くまが遊んだのは、1987年に移植された、セガマークIII・マスターシステム用です。
当時、セガのハードにはRPGタイトルが不足していました、というか、無かった。
そして初めて発売されたRPGが破邪の封印であり、続いて大作であるファンタシースターが発売されました。
ファミコンにはドラクエがあるのに、マークIIIにはRPGが無く、ファミコンを羨ましく思っていたセガ派の人達は大喜びしたはずです。
特にファンタシースターなんて、当時としてはかなり出来の良い作品でした。
当時くまはマークIIIを持っており、覇邪の封印を、かなり夢中になって遊んだのを覚えています。
当時持っていたソフトとハードは昔手放してしまったので、今持っているのは去年買ったものです。
昔はマークIIIでしたが、今はマスターシステムにアップグレードしたので、FM音源によるBGMが楽しめます。
破邪の封印のソフトは、セガマークIII・マスターシステム版とファミコン版を持っていますが、プレイするのはやっぱりセガ版です。
ファミコン版は、コンティニューパスワードが100文字以上になるらしく、遊ぶのはちょっと大変そう。
プレイしてみると、いやぁ懐かしい。
30年前の記憶が蘇る。
そうそう、この曲。
そうそう、このグラフィック。
中古で買ったマスターシステムの、コントローラの反応がイマイチですが、バッテリーバックアップの電池もまだ残っており、まだまだ遊べます。
30年前のソフトですが、まだ電池は生きているんですねぇ。
レトロゲームですが、結構楽しいですよ。
破邪の封印の個性的なところは
破邪の封印というソフトは、所謂ドラクエタイプRPGと比べると、だいぶ違和感のあるソフトです。
個性的と言えると思います。
プロジェクトEGGというサイトでダウンロード版が販売されています。
こちらの画像が参考になります。
プロジェクトEGGを利用すると、レトロゲームのハードを持っていなくても遊ぶことができます。
プロジェクトEGGのサイトはこちら
くま的に個性的と思われる点をご紹介。
フィールド移動画面が個性的
ドラクエタイプRPGの場合、フィールド画面が全体の中心にあり、その上をマイキャラ画像が移動します。
破邪の封印の場合、中心にはマイキャラの画像と単純な背景が描かれています。
画像右上に5×5ブロックのマップが表示され、中心にカーソルが表示され自分達の位置が示され、方向キーを押すとマップが動きます。
自分がフィールドを歩き回っているのではなく、地図を眺めている感覚でしょうか。
戦闘が個性的
パーティの人数は最大4人です。
そして敵は必ず1体。
なので、4対1の戦いかと思いきや、そうではないのです。
各ターン、誰が攻撃するか選ぶのです。
また、全キャラ能力は一緒。
一部、会心の一撃が出たりスケルトンだけに異常に強いキャラがいますが、それ以外はキャラクターの個性がありません。
なので、仲間が増えた場合、分体力ゲージの合計が大きくなるというメリットはありますが、4人同時攻撃ができないので、戦闘はほとんど有利になりません。
何で4人パーティーなのか分かりません。
また、パーティにメンバーが4人もいるのに、誰も魔法が使えません。
しかし、敵は全体魔法をがんがん使ってきます。
睡眠の魔法で全員寝てしまうと、攻撃され放題です。
何というか、色々ヘンテコな戦闘仕様です。
ストーリーが個性的?と言うか貧弱か?
古い作品に比べて最近のゲームはストーリー展開が映画の様です。
随所に3Dキャラによるアニメーションが入り、プレイヤーに分かりやすく場面展開を伝えてくれます。
では、破邪の封印はどうでしょう。
ストーリーに重厚感はありません。
情報は断片的で、町の人やフィールドで会う旅人から聞いた話を自分なりに繋げて、次にすべき事を推理するしかありません。
基本的に、情報は次にすべき事しかないので、ストーリーが希薄になってしまいます。
簡単に言ってしまうと、まず仲間を集めよう。
次にラスボスが居る場所を見つけよう。
ラスボスを倒そう。
そんな感じに話が展開していきます。
まとめ~レトロゲームは結構面白い
確かに話が薄いのですが、何故か面白いと思えるんですよ。
何故か?
それは、多分、足りな過ぎる部分を、あれこれ自分で想像しながらプレイするからだと思う。
想像する余地があり過ぎるからなのでしょう。
プレイヤー自身が冒険している様子を想像しながら、知らない土地を歩き回り、新たな町やダンジョンを発見する。
新たな強敵と戦い打ち破る。
それが楽しいのでしょう。
そのうち、攻略情報としてマップ画像でも掲載しようかな。
皆様もレトロRPGゲームをプレイしてみませんか。
ではではまた。