こんばんは、くまです。
最近ブログをサボり気味ですが、ゲームはせっせと遊んでます。
今はイースIXを遊んだりベヨネッタを遊んだり色々です。
どこかの自治体で子供は1日60分なんて言われてますが、くまは子供じゃないですし。
さてWizardryという名前、未だにちらほら耳にします。
1981年にPC用コンピュータゲームとして発売されました。
最初は非常にシンプルなグラフィックで、プレイヤー視点で迷宮を探索する、非常にオーソドックスなRPGでした。
とは言っても、オーソドックスの定義が「Wizardryのように」なので、Wizardryにオーソドックスという言葉を使うのも変なのですが。
DRPGの祖であり代名詞であるWizardryも、時の移ろいに合わせて変化してきました。
最初はワイヤーフレームで描かれたダンジョンでBGMが無い(ああ、ファミコン版とか家庭用ゲーム機に移植されたものはBGM付きです)、極めてシンプルなものでしたが、時代が変わるとダンジョンの壁にも色や模様が付き、舞台も地下迷宮のみならず屋外を旅するようになりました。
Wizardry1から7までならこれ一本で遊べてしまいます。
くまはこのソフトを所有しています。
そしてネメシスではフルポリゴンによる3DCGで描かれたゲームへと変貌しました。
ネメシスは本当にWizardryなのかという疑問はありますが。
こちらがネメシス。
くまはこちらも持っていました。
今はどこにあるのかな?
中古の値段を見ると、失くしてしまっていたら勿体ない。
ネメシスまではDRPGと呼べるものだと思いますが、後に発売されたWizardry8はもはやDRPGでは無いように思います。
ネメシスで進化したグラフィックはWizardry8にも引き継がれ、全てポリゴンで描かれています。
ネメシスまではDRPGと呼べる作品でしたが、Wizardry8では360°自由に操作できるようになりフィールドも屋内、屋外様々でDRPGという感じではありません。
こちらが8。
本家最後のWizardryです。
残念ながらWizardryコレクションには含まれていません。
くまは数年前に中古を購入しました。
そう言えば、以前ブログに書きました。
Wizadry8 日本語版 (ディスク、箱、取説、スペルブック フルセット)を入手しました
そう言えば、Might&Magicってご存知でしょうか?
これもWizardryと並び有名なDRPGでした。
ただ、確かVまでがDRPGだったと記憶している。
Might&MagicもPC向けに発売されたソフトです。
Wizardryとは趣の違う、ちょっと派手目なRPGでした。
エンカウント式ではなく、こちらが動くと敵も動くというシステムを採用していた。
VI以降はフルポリゴンの自由度の高いRPGに生まれ変わりました。
くまはMight&Magicも持っていました。
懐かしいなぁ。
Eye of the BeholderなんてDRPGもありました。
これはリアルタイムDRPGなんです。
エンカウント式ではなく、敵も自分もリアルタイム。
なかなかスリルがあり面白かった。
さて、Wizardryには亜種やWizardryをモチーフにしたDRPGが沢山あります。
最近でもExperienceというメーカーが熱心にDRPGを作り続けています。
くまはデモンゲイズ1が好き。
それで、前置きが長くなりましたが、ようやく本日の本題です。
過去に発売された亜種の中で、くまのイチオシがアトラスから発売されたPS2用ソフトBUSINです。
BUSINシリーズにはBUSINとBUSIN0が発売されています。
発売はBUSINが先ですが、ストーリーはBUSIN0が先です。
今から遊ぶならストーリーの順を追ってBUSIN0 -> BUSINの順に遊んでも良いかもしれません。
グラフィックは、今のPS4などの最新機種には及ばないまでも、PS2ソフトとしては十二分に綺麗です。
本家Wizardryのように簡素なものではなく、ゲームの雰囲気に合った重厚で多種多様な見た目のダンジョンが広がっています。
また、ダンジョンの構造自体が高さを持った複雑な構造をしており、簡単には踏破できないので遊びごたえがあります。
オートマッピング機能があったので、そんなに難しくないと思いますが。
戦闘も中々凝っていて面白いです。
大きな特徴はアレイドという集団戦闘システムです。
パーティの中の複数人、あるいは全員が協力して、攻撃・援護・回復を行います。
例えば魔法を使おうとする敵を邪魔するとか、全員が散開してブレス攻撃のダメージを低減するとか、単体回復魔法を全体化するとか、特殊なスキルを発動することができます。
このアレイドを利用した戦闘は結構頭を使います。
アレイドはパーティー内の行動できるキャラクタ分選択することができ、複数のアレイドと通常の物理攻撃や魔法などを組み合わせて戦闘を行います。
例えば敵が魔法を使ってくることを予測して魔法キャンセルのアレイドを選択し、他のメンバが物理攻撃をする。
うまく敵が魔法を使ってくればその行動を無効にでき、ダメージを受けることなく敵を倒すことができます。
沢山あるアレイドからどれを組み合わせ、どうやって効率的に敵を倒すかを考えるのが面白いのです。
この面白さを文章で伝えるのは中々難しいですが。
いつ全滅する分からないスリルも中々のものです。
特に登場するモンスターは、ダンジョンを深く潜れば潜るほど凶悪なものが登場します。
アレイドの選択に失敗すれば、大ダメージを受け全滅することもあります。
ダンジョンも深くなるほど複雑になっていき、中々地上に戻れないなんてこともしばしば。
暗く重苦しい雰囲気のBGMのお陰もあって、ドキドキワクワクすること間違い無し。
そして、くまが一番気に入っているところはストーリーとキャラクタの濃さです。
ストーリーは本家Wizardryより濃く、始終ダークで重苦しい内容です。
ですが地中深く潜って行き、奥深くに潜む闇に立ち向かうというWizardryにとてもマッチしたストーリーです。
BUSINもBUSIN0も終盤まで真相が明かされず、最後まで飽きさせないストーリーはよくできています。
結末は予想外なものでした。
また、登場するキャラクタが個性的で、それぞれ何らかの目的を持ってダンジョンに潜って行くのですが、それは物語の根幹にかかわるものであったり、個人的で他人から見れば些細な理由であったりと様々です。
憎めない悪役みたいなキャラも出てきますね。
パーティーメンバーはWizardryらしくプレイヤーが作ることもできますが、ストーリーの進行とともに(中にはクエストをクリアすることで)仲間になるオリジナルキャラもいます。
オリジナルキャラはそれぞれの事情を抱えて参加するため感情移入しやすいです。
また、オリジナルキャラがパーティーにいると、彼ら独自のイベントが発生しゲームも盛り上がります。
ゲームの雰囲気が重厚に感じる理由の一つに、寺田克也さんという方のキャラクタデザインが挙げられます。
くまはあまり存じ上げませんが、たまにこの方の絵を見かける気もします。
ともかく、ゲームの雰囲気によくマッチしたキャラクタ達です。
人間キャラはそれぞれ影があり過去に何かありそうな雰囲気。
どのキャラも魅力的です。
画像を載せればもっと伝わると思うのですが、くまは基本的にゲーム画像を載せないので。
ぜひググってみてください。
こんな本が売ってますね。
この方の絵は中々魅力的でくまは好きです。
このゲーム、攻略本が無いと全ての仲間を集めたり全てのイベントを見るのは難しいかもしれません。
無くてもクリアはできるんですけど。
どうせなら、全てのイベントを見たいじゃないですか。
それと、BUSINの事は書いてないんですけど、くまがWizardryを遊ぶときに昔から参考にしているサイトがあります。
特にアイテム関係。
そちらも載せてしまいます。
得物屋24時間 BOLTAC’S TRADING POST
ということで長くなりましたが、BUSIN他Wizardryの簡単な紹介でした。
それでは。