こんばんは、くまです。
イースIXようやくクリアしました。
今回もなかなか面白かったです。
舞台はロムン帝国に侵略されたグリアと呼ばれる国にあるバルドゥークという街です。
イースの地図は現実の地図に似ていてい、バルドゥークは現実の世界地図で言うところのベルギーのブリュッセル辺りになるのでしょうか。
現実の地図と完全に一致しているわけではないので、大体そこら辺ということなのですが。
イース世界の地図を見てみると、エステイリアと結構近いんですね。
久しぶりにエステリアに戻ってみるストーリーがあってもいいと思うけど。
イースの年表での位置は、イース7のアルタゴの冒険が終わった後のようです。
コレクターズBOXを買うと前日譚を書いた薄い単行本が入っているのですが、アルタゴで手に入れたカリオシリオンという伝説級の武器を手放すまでの話が綴られており、これを読むとイース7の後の話だということが分かります。
小説自体は大して面白くなかったです。
今回のテーマは錬金術とホムンクルス(人造人間)。
イースVIIIでは進化と恐竜をテーマにしており結構面白いストーリーだと思いましたが、今回はホムンクルス。
これも結構面白いストーリでした。
ゲーム開発者は毎回色々とテーマを考えるのが大変だと思います。
イースのゲームシステムはVIIIで大きく進化しました。
コントローラのレバーをぐりぐり動かせば360°見回せるフルポリゴンのフィールド。
さらにジャンプできるようになり、高低差を利用したフィールドとジャンプアクションによる戦闘。
これによりアクション要素の幅が大きく広がりました。
そして、イースIXでは特にフィールドの高さに関して大きく強化されました。
今回の舞台はバルドゥークという一つの街です。
多くのRPGにとって街は広い世界地図の小さな部品でした。
これは過去のイースも例外ではなく、店や民家が並び公園や城がある平べったいフィールド、その程度です。
でも今回のイースIXは違います。
高い建物は高く、低い建物は低い
教会の尖塔は見上げるほど高い。
高台から見下ろすと下方に見える商店はとても小さい。
キャラクタに対してほぼ等身大の大きさで街が形作られているように見えます。
そして、驚くべきことに、ギフト(異能)という能力を使えば、家々の屋根を渡り教会の壁を登り、はるか頭上にあったはずの教会の尖塔のてっぺんに立つこともできるのです。
ここからの眺めはかなり壮観です。
足下に広がる家々がとても小さく見え、さらに彼方にある山々を見渡すことができます。
さらに驚きなのは、飛ぶことができるのです。
正確には滑空ですが。
ギフトを使えばある程度の時間空中を浮遊できるのです。
これにより、街を見下ろしながら塔から塔へ飛び移ることができ、河を渡ることができます。
文章ではうまく伝わらないかもしれませんが、イースIXはイースVIIIに比べてアクションゲームとしてかなりグレードアップしたなと思いました。
でも、難易度はさほど高くありません。
アクションゲームがあまり得意でない人でも楽しめると思います。
最近のイースは出来が良いですね。
次回作も楽しみです。
ところで、このイースIXでは、最終戦終了後に過去の作品で登場した神格キャラが声で出演します。
なんと、フィーナやレアまで登場しました。
名前は伏せられておりましたが、まず間違いありません。
ちょっと嬉しかったです。
恐らく、声の主はこんな感じ。
(落ち着いた女性の声)I・II レア、(優しい女性の声)I・II フィーナ、(冷静な青年の声)VI エルンスト、(儚げな少女の声)VII ティア、(飄々とした男性の声)セルセタ エルディール、(おっとりした少女の声)VIII ダーナ
イースIXのやりこみ要素の一つに蒼い花びら集めがあります。
これに関係ありそうなイベントでした。
くまは全部集めたのですが、もしかすると全部集めないと見られないイベントだったのかな?
ま、ともかく、面白い作品だと思います。
興味のある方はぜひ遊んでみてください。
それでは。