こんばんは、くまです。
ついに、ファイナルファンタジーXを20年越しでクリアしました。
なんて言うのはちょっと大袈裟ですが。
今更ですが、ファイナルファンタジー10です。
ファイナルファンタジーXを初めてプレイしてから20年
ファイナルファンタジーXは2001年にPlayStation2で発売された作品です。
ファイナルファンタジーシリーズと言えば、ドラクエと並ぶ大作RPGです。
だから当然くまも買いました。
結構頑張って遊んでいた記憶があります、途中までは。
そう、ガガゼト山の入り口まで進めて、何となくダレてしまって、そのまま止めてしまったのです。
ガガゼト山と言えば、もう後半に差し掛かったところ。
何故止めてしまったかというと、ストーリーを良く読まずに進めていたせいで、話が分からなくなってしまったのと、その時は飽きてしまっていたから。
その後ファイナルファンタジーX-2が発売されて、これも買いますが、結局遊ばず、捨て置かれて14年後、さらにファイナルファンタジーX HDリマスター版がPlayStation4その他用に発売されます。
これを見て、また始めようかと思ってHD版を買ったものの、これも遊ばず、さらに5年の月日が流れて現在に至るのでした。
先日ニア・レプリカントを終わらせて、じゃあニア・オートマタでも遊ぼうと思って、ちょっとプレイしてみました。
グラフィックは綺麗だし、結構面白いんだけど、なんか気分が乗らない。
なんか、ニアシリーズはお話が暗くて、もうちょっと爽やかなゲームをプレイしようと。
それで、特に理由は無かったのだけど、今度こそファイナルファンタジーXをクリアしようと思い立ち、HD版を初めから遊び始めたのです。
ドラマティックなストーリー
改めて遊んでみると、良い作品ですねぇ。
ストーリーが結構ドラマティック。
召喚士として奮闘するユウナとそれを支えるガード達。
ユウナとティーダの気持ちが次第に近づきながらも、逃れられない別れへと進むラブストーリー?
FFの中でこんなラブストーリーだった作品だと、FFVIIIを思い出しますね。
FFVIIIはもっとベタなラブストーリーだった気がするけど、FFXは主人公が現代の若者風で、喋り方や動きとか髪型を見ていると、徐々に単なるファンタジーゲームから現実世界をミックスしたファンタジーゲームに変わってきたんだと感じます。
FFXVになると、喋り方や髪型だけじゃなく服装も現実的。
スーツを着ながら刀を振り回しています。
もうFFは、鎧を着けて暴れる世界ではないんですね。
ともかく、このFFXはなかなか素敵なストーリーです。
本当にお話を見るためにゲームを進めるという感じでしょうか。
いや、ゲーム部分もそれなりに面白いですよ。
ファイナルファンタジーとドラクエ
最初のFFとドラクエの違いはあまり無かったように思います。
ストーリーや雰囲気に違いはあれど、FFはドラクエ風のRPGでしかなかった。
それどころか、当時は猫も杓子もRPGと言えばドラクエ風でした。
それが、いつの頃からかFFはドラクエとは違うRPGになりました。
ドラクエは、現在最新作のXIもやっぱりドラクエだと思える作品。
3Dになろうがグラフィックが綺麗になろうが、広大なマップを歩き回り、各地の町や村を巡り、フィールドでモンスターと戦いながら世界中を冒険する楽しさをずっと守り続けている。
そうなると、フィールドが広大な分ストーリーが希薄になってしまうのは致し方無い。
それに対してFFはストーリー重視。
ストーリーをより濃くするためには、ゲームのフィールドが狭くなっても仕方ない。
どこまでもストーリーを濃く、登場人物の心の機微までも細かく表現しようとする。
そんなゲームになりましたね。
だからFFXなんか、広大なフィールドを自由に動き回れない。
入り口と出口が決まっている、いわゆる一本道の展開。
あちこち行けたら話が発散しちゃうしね。
何にも縛られず自由に歩き回りたいという人には、FFは向かないゲームだと思います。
FFXVは、そんなFFに何とかオープンワールド要素を取り入れようと苦心した結果でしょう。
HD版をプレイして思ったこと
くまはグラフィックをあまり重視しない質ですが、HD版は確かに綺麗ですよ。
色がくっきりしていますし、エッジもきっちりしています。
ただ、綺麗故に人物の目が気持ち悪いのです。
目玉がぎょろっとしていて、目の縁もくっきりで怖い感じがする。
目に目玉というパーツがはまっているのが分かってしまう。
それと、線が直線的なのが目立ってしまっていて、人やモンスターの形がカクカクして見えます。
まあ、大した話ではないのですが。
ゲームそのものはPS2版と違いは無いようですね。
面倒くさかったので攻略サイトを見て遊んだ
ある意味プレイするのは2度目だし、サブイベントが面倒だったので、攻略サイトを参考にしました。
2周目を遊ぶつもりはなかったので、宝箱の場所とか隠しイベントとかはインターネットで情報検索。
このゲームは、普通にストーリーを進める分にはストレスは無いんですけれど、サブイベント、ミニゲームはかなり面倒です。
無視しても問題ないんですけれど、例えば最強の武器を作るためには、面倒くさいミニゲームに挑戦しなければなりません。
強い武器が欲しくて最初は頑張ったんですけど、なんか時間が無駄な気がしてしまって、途中でミニゲームは放棄してしまった。
それでも問題なくクリアできます。
いわゆるやりこみ要素です。
キマリの育て方を間違った!
キマリをどのように育てようかと悩んだ挙句、魔法戦士を目指してスフィア盤をルールーと同じルートに進めました。
その結果、全く使えないキャラクタになってしまった。
ゲーム中全然活躍しなかった。
戦士系のルートを選ぶべきだったかと後悔しています。
が、2周目を遊ぶつもりはないのでそれまで。
このゲームでは、通常のスフィア盤を選ぶとキマリだけは自由なルートを選択できます。
でも、自由であるが故に選び間違えると使えないキャラクタになってしまう。
後戻りにはかなりのコストがかかるので、突き進むしかない。
まとめ
ということで、くま的にこのゲームはストーリーが一番の魅力。
ラブストーリーですよ、多分。
べたべたどろどろしているのではなく、爽やかだけど悲しいストーリー。
戦闘はATBを採用していなかったり、全体魔法がほとんどなかったり、レベルが無くてキャラの成長の自由度が高かったりと、それまでのFFとは異色な気はするのですが、基本的に面白い。
くまが最初遊んだときは、若かったためか、あまりのめり込めませんでしたが、おじさんになってお話の良さが分かったような気がします。
HD版が発売されて結構経ちますが、あまり安くなっていませんね。
それでもおススメできる作品ですよ。
それではまた。