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十三機兵防衛圏 〜 こいつは名作だ

こんばんは、くまです。
久々に名作に出会いました。
くま的にペルソナ5以来の名作です。
それはアトラス ヴァニラウェアの十三機兵防衛圏。
発売日に限定版を購入したのですが、まさかここまで素晴らしい作品だとは思わず、今まで熟成させていました。
遊んでみると、本当によく出来ていると実感。
もっと早く遊べば良かった。
ヴァニラウェア作品だと、数年前にオーディンスフィアを遊びましたが、ここの作品は良く作り込まれています。
手抜きをしていない。

『十三機兵防衛圏』プロモーションムービー#03


通常版と

限定版

それではゲームの紹介と感想などを書いていきます。

このゲームは、空から飛来する機械の怪獣に立ち向かう、機兵というロボットを操る13人の少年・少女を描いた作品です。
ストーリーは空想科学的な内容でかなり込み入ったものです。
きちんと理解するのは結構大変です。
ゲームの内容はアドベンチャーパートとストラテジーパートの2つに分けられます。

アドベンチャーパートでは、少年・少女が怪獣と戦うまでの経緯が13人それぞれの視点から語られます。
かなり練り込まれたシナリオで、AIとかタイムリープとかナノマシンとか科学的な話が盛り沢山で、しかも13人のストーリーが複雑に絡み合っており、かなり難解に感じます。
ただ、特に難しい謎解きがあるわけではないので途中で詰まることは無く、普通に進めればほぼ全てのシーンを見ることができます。
なかなか奇想天外なストーリーで、この先どんな展開が待っているのかワクワクしてしまう。
とても面白い作品です。
後半はえっ?そうだったの?的な予想外な展開になっていき、プレイヤーを飽きさせません。

ストラテジーパートはリアルタイムですが、コマンド入力時は時間が停止します。
1ステージはたったの2分間。
厳密に現実の2分と同じかどうかは分かりませんが、とっても短い。
とは言っても、実際には作戦を考えたりコマンド入力するためにしょっちゅう停止させるので、2分ではとても終わりません。
後半のステージに進むほど、とんでもなく膨大な数の敵が空から降ってくるので、それらに対応するためにてんてこ舞いになり、たった2分でもかなりハードな戦闘が繰り広げられます。
逆にこれが10分も続いたらやってられません。
2分で良かった。
1度に数十機の敵が降って来る。しかもそれが間断なく続くのですから。

機兵は4種類で、それぞれ特色のある装備を持っています。
本当に個性の強い装備で、威力・距離・範囲・効果など千差万別です。
特に、一定時間一定範囲を高温にしてミサイルを防ぐ兵器とか、飛行する敵を電磁フィールドで墜落・妨害する兵器など、一般的なストラテジーゲームに無いような要素が多く有ります。
適切な兵器を使用して、攻撃と防御をバランス良く行いながら効率的に敵を撃破していく必要があります。
頭を使いながら戦術を構築していくところがとても面白い。

フィールドでは敵も味方もユニットは記号で表現されます。
まるで仮想空間で戦っているような感じですっきりしており、とてもスタイリッシュ。

グラフィックにしてもシステムにしても、とてもクールに感じる面白いストラテジーゲームです。

この作品の素晴らしさを上手く伝えられたか分かりませんが、内容の濃いアドベンチャーゲームとクールで面白いストラテジーゲームを一度に楽しめる、くまイチオシの作品でした。
興味をそそられた方は、ぜひ遊んでみてください。
それではまた。

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