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英雄伝説をイチから始めよう ~ 英雄伝説IIをクリア

こんばんは、くまです。
英雄伝説シリーズの2作目、ドラゴンスレイヤー英雄伝説IIをクリアしました。
本作は初プレイ。
感想は、とにかく面倒くさかった。

この2作目は、イセルハーサシリーズ全2作の最後の作品です。
ストーリーは前作の続きで、前作の主人公であるセリオスの息子アトラス15歳の話です。
最初は少々頼りないアトラスが冒険を通して成長していきます。
恐らく、最初から2作構成を考えていたであろうストーリーで、1作目で明らかにされなかった古代人の事が、この2作目で明かされることになります。
予想外のストーリー展開が面白かったです。
まさか古代人が〇〇人になっていたとは。
ですが、場面の見せ方が単純で、1作目と同様盛り上がるに欠けます。
レトロゲームなので、当時の技術での見せ方としてはここまでが限界でしょうか。

1作目と比べて良くなった点は、グラフィックが綺麗になって、挿し絵パートが増えた点と、操作性が向上したところ。
操作性が向上した点は本当に良かった。
前作ではキャラを少しだけ動かしたいときに気を使わなければならず、1歩だけ歩かせることが上手くできないのがストレスでしたが、今回はキー入力に対する移動量がきちんと調整されており、思った通りに動かせました。

逆に悪くなったところとしては、魔法の使用回数ルールの変更。
この変更は本当にストレスフル。
前作は一般的なRPGと同じで、MPがある限り覚えた魔法を好きなだけ使用できました。
ですが今回は、スロット8個に好きな魔法を割り振ることができるのですが、それぞれ1戦闘に1回しか使えません。
複数回使いたい魔法は複数スロットを割り当てておかなければなりません。
まあ、そんなルールでもクリアできるように作られているのですが、問題は戦闘で使った魔法を次の戦闘で使うために1分くらい待たなければいけないところ。
このゲームは敵がマップ上を常に移動しているので、プレイヤーキャラが動かなくても敵が向かってきて戦闘になってしまいます。
大体1分あれば3回くらい戦闘になるため、魔法スロットが回復せず魔法を使えない状態での戦闘を何回も強いられるのです。
魔法が使える状態で戦闘したければ、魔法スロットが回復するまでの1分間敵から逃げまくらなければいけない。
こんなルールのため、レベル上げが本当に面倒。
1回戦ったら1分逃げて、戦って逃げての繰り返し。
無駄に時間がかかり、うんざりです。
何でこんなルールに変えたのか。

それと、ダンジョンの構造が同じような景色の繰り返し。
本当にプレイヤーを迷わせたいがために作ったようなダンジョン。
マッピングでもしないと何処を歩いているのか分からなくなってしまう。
ま、実際はマッピング無しで何とかしましたが。
ダンジョンの探索も無駄に時間を使ってうんざり。

本当に辛い辛いゲームでした。
前作は簡単すぎるとユーザーからクレームが来たのでしょうか。
それでも、難易度の上げ方としては間違った方向に向かっている気がするのですが。
全体的に見ると良作だとは思うのですが、クリアするにはある程度忍耐力が必要です。

あ~さて、次はガガーブトリロジー3部作に入ります。
ガガーブトリロジーの最初は白き魔女ですか。
英雄伝説I・IIよりもゲームシステムが洗練されていれば良いのですが。
どうなることやら。

という事で、次は白き魔女クリア後にお会いしましょう。

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