こんばんは、くまです。
FC版ドラゴンクエスト3をクリアしました。
いやはや面白かった。
苦痛なところもあったけれど、面白かった。
大昔クリアした事があって、面白い作品だという印象はあったのですが、今回久しぶりに遊んでみて、それが思い出補正ではない事を実感しました。
FC版ドラクエ3が発売されたのは1988年。
発売日当日は徹夜で並んでいる客がいて、店の前には長蛇の列ができてニュースで報道されていました。
くまが手に入れたのは発売から6年くらい経ってから。
AVファミコンが発売されたので、本体と一緒にドラクエ123を大人買いして遊んでいました。
ドラクエ2よりも少し進化したドラクエ3に夢中になって遊んだ記憶があります。
進化した点として、グラフィック面では屋内やダンジョンなどの構造物や水面の書き込みが緻密になっていたり、時間経過で夜になるようになったり。
サウンド面では過去作よりゴージャスになった曲をピコピコサウンドで見事に表現していました。
すぎやまこういちさんの曲は素晴らしいのですが、それをファミコンの音源で見事に表現しているところが本当に素晴らしい。
これはサウンドプログラマの技術力の高さでしょうか。
システム面ではプレイヤーが好みの職業のキャラでパーティを組めるようになりました。
当時このシステムはウィザードリィではお馴染みでしたが、ドラクエタイプのRPGとしては珍しかったと思います。
選べる職業は少ないですが、途中で転職ができるので、やり込み要素としては面白いのでは。
とは言え、キャラごとのストーリーが無いので、単なる主人公のお供になってしまってい、味気ない感じはします。
それと、魔法が大幅に増えてます。
特に攻撃魔法。
増えたのは良いのですが、効かない敵が結構いるので、使う機会は少なかった気がする。
それと、マップギミックでプレイヤーを困らせようとするイベントが少しだけですが加えられました。
さほど難しいものではありませんが、ドラクエとしては斬新。
ドラクエ2に比べて少し進化をしていますが、大きな変化は無く、安定したゲームシステムという感じ。
世界地図を隅々まで旅できるスケールの大きがあり、ある程度行き先を誘導されますが、基本的に自由にマップを歩き回れ、未知の地域を訪れるワクワク感を体験できます。
また戦闘もそれなりに歯応えがあり、初めて訪れた土地で初めて出会った敵との戦闘はなかなか楽しいものです。
攻撃魔法が効きにくい感じで、物理で殴る方が効率よく戦えるので、結局攻撃魔法をあまり使わなくなる。
魔法の浪漫が薄いのがちょっと残念です。
難易度はまあ高い感じがします。
高くしている要因は、何より敵とのエンカウント率の高さ。
一歩進むごとに戦闘が発生し、倒してまた一歩進むとまた戦闘。
これが繰り返される事がしょっちゅうある。
ここはかなりうんざりします。
まあ大昔の作品なのでこんなものかなと思いますが。
比べてラスボスはかなり弱かったので、ちょっと歯応えが無くて残念。
あとは手に入る情報が断片的なので、各地を訪ねて情報を集め自分でやるべき事を想像しなければいけません。
次にするべき事を丁寧に指示されないゲームをクソゲー呼ばわりするような方には向かない作品です。
エルデンリングみたいなものでしょうか。
くま的には楽しいです。
という事で、あまり脚色されていないシンプルな冒険を楽しめる名作です。
今ではリメイクが沢山発売されていますが、くま的にはオリジナルが一番楽しい。
興味のある方はぜひ遊んでみて下さい。
それではまた。