こんばんは、くまです。
ドラクエ3クリア後は、ドラクエ4で遊んでました。
過去にPS版をプレイしたことはあったのですが、今回どうしてもオリジナルを遊びたくなって、ファミコン版ドラクエ4をプレイしました。
使ったマシンはかなり前に調達したツインファミコン。
ツインファミコンと言えば、ファミコンとディスクシステムが合体した超高級ゲーム機。
当時3万円を超える価格でファミコン2台分の値段らしく、くまが子供の頃はとてもじゃ無いけど買ってもらえませんでした。
なので、大人になった今、こうして買えるのは中古と言えども大変嬉しい。
コントローラーのキーがだいぶ傷んでいるけど、まあ致し方無い。
そのまま今のテレビに映すとエッジが汚くて見にくいので、HDMIコンバータで変換してテレビに接続してます。
完璧に変換できるわけではなく、どうしても所々色ムラやゴーストのようなものが出てしまいますが、まあ合格点かなぁと思って使っています。
それで肝心のドラクエ4ですが、結構面白かったです。
超名作とまでは言えませんが。
ドラクエ3と比べてあまり進化していませんでしたが、サウンドだけはかなり頑張っているなぁと感じました。
特に通常戦闘シーンと気球に乗っているシーン。
難しい曲をファミコンのピコピコ音源で再現しようと頑張ったのを感じます。
実際に聞いてもらわないと分からないと思います。
曲が交響曲風で、音の強弱やテンポの変化が激しいのですが、それをファミコンの貧弱な音源でプログラミングするのはきっと大変だったと思います。
初めて聞いて、いやあ凄いなぁと素直に感心してしまいました。
サウンド以外で大きく変わった点としては、まずゲームの進行方法が変わりました。
ドラクエ3までは、ゲーム開始から終わりまで、プレイヤーが固定キャラを操作して各地を巡り、そこで聞いた断片的な話をつなぎ合わせてストーリーを想像するため、話の深掘りがほとんどできていませんでした。
ドラクエ4では初めて章が導入されました。
全部で5章構成で、各章で主役が変わり、その主役にスポットを当てたストーリーが展開していきます。
ついにドラクエもFFのようにストーリー重視に転換されてきました。
ただ容量のせいか、ストーリーは小さく纏まっている気がします。
世界中を駆け回る大冒険という感じが無く、結構あっという間に終わってしまいました。
ちょっと物足りない。
次にAI戦闘の採用。
5章では、勇者以外は勝手に戦うようになります。
方針は変えられますが、具体的に何をするかはキャラ次第。
一応戦うほど賢くなるらしいのですが、どうかな?と思うシーンがよくあります。
効かない魔法をいつまでもかけ続けたり、バフ・デバフをほとんど使わなかったり、HPが結構少ないのに回復しなかったり。
敵を倒す順番にも疑問を感じることがよくあります。
プレイヤーは、こちらのダメージを最小にして効率的に倒すことを考えますが、そうはなっていない模様。
不満を感じてもAI戦闘を止めることが出来ないのが辛い。
AI戦闘がこの作品の難易度を高くしている一番の原因かも知れません。
と言うことで、以降の作品ではAIをOFFにできるようになりました。
この当時としては、意欲的な試みだとは思います。
敵とのエンカウント率が相変わらずトンデモなく高く、ラストダンジョンは雑魚がやたらと強かったのですが、ラスボスは驚くほど弱くて拍子抜け。
ストーリーも短く、面白いけどチョット名作になりきれなかった作品という印象です。
次はスーファミ版ドラクエ5をプレイする予定です。
それではまた。