こんばんは、くまです。
ここしばらく、SFC版ドラクエVを遊んでいました。
ドラクエVは1992年にスーパーファミコン用に発売された作品です。
くまも当時遊んでクリアした記憶がありますが、昔の事でほとんど覚えていませんでした。
前回ファミコン版ドラクエ4をクリアしたことで、昔のドラクエを続けて遊んでみたくなり、中古でドラクエ5、6とスーパーファミコンを購入しました。
スーパーファミコンの中古は、状態の良さそうなものは結構高いので、動けばいいや程度の中古品を購入。
本体は5000円、ソフトは箱取説無しカートリッジのみでそれぞれ500円で合計6000円。
問題はコントローラ。
だいたい中古本体のコントローラは十字キーやボタンが傷んでいます。
そこで役に立つのが、PSコントローラをSFCで使えるようにするコンバーター。
PS3,4,5コントローラをスーパーファミコンやNEWファミコンに使えるので大変便利。
それにスーファミのコントローラよりプレステのコントローラの方が使いやすい。
ちょっと重くて高いけど、PS5のコントローラなら新品を買える。
実際に使ってみると、キー入力の遅れは無いしワイヤレスで使えるし大変便利です。
という事でコントローラ問題を解決しました。
さて、ではドラクエVの話です。
最近ファミコン版ドラクエ3、ファミコン版ドラクエ4、スーファミ版ドラクエ5と遊んできたので、その変化を体感してきたのですが、ドラクエ5はあまり進化しているように見えません。
まずはグラフィックについてですが、ハードの性能向上のおかげか多少表現力が上がっていますが、グラフィックデザインがファミコン版と同じなので、大きな違いを感じません。
ある意味ドラクエらしいデザインですが、新ハードでこれなの?と思われても仕方ないですね。
サウンド面では、これまたハード性能向上のおかげで綺麗なサウンドを聴けるようになりました。
ファミコン版ドラクエ4ではピコピコサウンドでありながらテクニックを駆使して実に見事な曲に仕上げていて、本当に素晴らしいと思ったものですが、スーファミは普通の音になりました。
ピコピコしていないので綺麗な音なのですが、それゆえに今時の普通のゲームサウンドに聞こえます。
曲を奏でるうえでの技術的な魅力が無くなり、曲そのものの良し悪しがモロに評価されるようになったと思います。
すぎやまこういちさんの曲は相変わらず素晴らしいのですが、ドラクエシリーズでずっと聞き続けているため、新鮮味がありません。
要はちょっと飽きちゃった。
グラフィック、サウンド面で新鮮さは感じませんでしたが、ストーリー展開には面白さを感じました。
このドラクエ5は、主人公が幼い頃から青年になり親になるまでのストーリーを綴っています。
幼馴染との出会いや大切な人との別れなど、内容の濃いお話を楽しめます。
この当時、世代交代を取り入れているRPGはあまり無かったと思います。
くまの記憶では、ファンタシースター3くらいでしょうか。
ファンタシースター3は、3世代に渡って冒険をするという壮大なRPGでした。
結婚相手は必ず2人のどちらかを選び、それによってストーリーが少し分岐していくマルチエンディング方式だった気がします。
アイデアは良いのですが、色々と個性的なところがあって、あまり人に勧められるものではありませんでしたが。
話がそれましたが、ドラクエ5は今までのドラクエと違い、ストーリーに重きを置いている作品だと思います。
勇者は主人公じゃなくて他の人というのも今までに無い展開です。
逆に、この作品では勇者がいる必要性も無い気がしますが。
ドラクエ5から取り入れられた要素としてモンスターを仲間にできるというものがあります。
モンスターは個性的な能力やパラメータを持つものが多く、なかなか面白いアイデアだと思います。
モンスターが仲間になる条件は確率なので、なかなか仲間にできないものも多く、モンスターを仲間にするために時間を費やすか、こだわらずに進めるか、悩むところです。
裏技を使ってしまえば、仲間にするのは簡単ですが。
ちなみにモンスターがいなくても、主人公家族だけで十分クリアできるので、これはもう趣味の問題です。
という事で、それまでのドラクエ1〜4に無いストーリー展開のドラクエ5です。
くま的に1番印象に残っている作品で、なかなか楽しめました。
興味のある方はぜひ遊んでみて下さい。
それではまた。